22年目もゆらゆら流れていこうぜ
私が沼に堕ちて最初のデビュー記念日が21周年。
今まで21年なにをしてたんだろう。
この波に乗るのが遅すぎる。
と言いたいところだが、21年前私はまだ生まれていません。
そんな昔から6人で活動し続けるってどれほど大変なんだろう。どれほど難しいんだろう。どれほど苦労したんだろう。
生まれてから家族と21年過ごすこととはわけが違う。
ある程度の年齢になった男6人が共に過ごす。
今でこそ、それぞれの活動が忙しくてなかなか集まれないけれど、昔は一緒に合宿所で暮らしていたし今よりもグループでの活動が中心で、一緒に居てる時間も長かったと思う。
6人で大ゲンカのようなことがあったという話は聞かないけど、6人で話し合っただとか誰かと誰が衝突して口をきかない期間があったとか、誰かがグループに対して反抗した時期があっただとかいうのは有名な話。
けれど、そこで終わらずに持ち直せるのがV6なのだと思う。こういうことを乗り越えてなかったら今の6人はなかったと思う。
私が沼に落ちる以前に「V6」そのものがなくなっていた可能性だってある。
今でこそ、膝の上に収まっちゃったり、命をかけて守りたいとか思っちゃったり、距離感が0だったりする、ここだけ切り取ると「えっ」ってなるような距離の6人だけど、それでいい。そういう姿をテレビで見せてくれるだけでいい。
ここで私生活で会いまくってたり連絡とりあいまくってないのが絶妙な6人。
と思ったら突然一緒に映画行ったり、ゴルフ行ったりするんだから油断ならない。
我々を翻弄する距離感。強い。
ここから先、6人揃っての露出が増えるかというと正直難しいと思う。
学校へ行こう!のような6人の番組収録もないし10周年以降明らかにシングルの発売ペースが落ちてアルバムも数年に1回のリリース。
ましてや、ここ数年はツアーも2年に1回。
本音を言えばシングルは1年に2枚出して欲しいし、ツアーも毎年して欲しい。
それでも6人がそれぞれ自分の好きな分野、得意な分野で輝いているのなら私はそんな6人を応援しよう。
ミュージカル、舞台、料理、グルメ、司会、ドラマ、手話、映画。
自分の分野をとことん極める人たちだから。やれるだけやってほしい。やりたいだけやってほしい。
そして6人が揃えば同じ方向を向ける。肩肘張らないで、リラックスしてお互いがお互いに身を預けて笑っていられる。
これでいい。
そんな距離感の6人だから
そんなペースの6人だから
好きになったんだと思う。
20年っていう節目の年は祝えなかったけど
私が6人に出会うまで、6人でいてくれてありがとう。
井ノ原快彦
この6人だから大好きなんです。
この6人じゃなかったら21年きっと続いてない。1人でも違ったらきっとだめだった。
そんな奇跡の6人がゆらゆらと流れていくこれからをしっかりと見守りながらついていきます。
6人の幸せが私の幸せです。
21周年おめでとう!!!!